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世界的な難民支援資金削減の影響について — フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官

プレスリリース

世界的な難民支援資金削減の影響について — フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官

2025年3月21日
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人道支援の深刻な予算削減により、何百万もの人々の命が危険にさらされています。故郷を追われた人々への影響はいま目の前にあり、壊滅的なものとなっています。

  • レイプや虐待の深刻なリスクにさらされている難民の女性や少女たちは、安全を守るために必要なサービスへのアクセスを失い始めています。
  • 子どもたちは学校や教師を失い、児童労働、人身売買、早婚などの危険にさらされています。
  • 難民は、シェルターや水、食料の不足に直面しています。

ほとんどの難民は、故郷の近くにとどまっています。難民への支援が削減されれば、さらなる不安定を招きます。そして追い詰められた人々は難民となる、または、移動を続けざるを得ない状況になるでしょう。

UNHCRは限られた資金を最大限に活用し、組織のミッションを遂行するために革新的かつ効果的な方法を模索し続けています。UNHCR職員の9割以上は、最も必要としている人々に支援を届けるために現場で活動しています。

UNHCRはパートナーと協力し、昨年だけで43の難民危機に対応しました。資金と人員の不足により、受け入れ国でのUNHCRの活動が縮小されると、その結果は明らかです。命が失われるのです。

これは単なる資金不足の問題ではありません。責任が脅かされているのです。このまま行動を起こさなければ、その代償として、苦しみや不安定が起こり、そして未来が失われるでしょう。

UNHCRは、故郷を追われた人々のための活動を決して止めることはありません。私たちが支援を継続することで、最も脆弱な人々を取り残すことなく支え、新たな緊急事態に迅速に対応するとともに、避難先の地域の安定に貢献し、難民の安全な帰還を促進することができるのです。

私たちは国際社会に呼び掛けます。今こそが連帯の時です。後退している場合ではないのです。
 

▶原文(英語)はこちら